
日本の合唱界でいま最も注目されている作曲家の一人である三宅悠太氏による楽曲解説講座を開催いたします。
この講座では、数ある三宅作品の中でも人気の高い《帰郷》と、2024年12月に初演されたばかりの新作「Ave Maria」を題材に、その制作の背景や楽曲分析、効果的な演奏法などを三宅氏自身に解説いただきながら、その創作活動の向こう側に広がる世界についてもお話しいただきます。三宅作品の魅力に迫ることができる、非常に意義深い時間となることでしょう。
また、講座の最後には質疑応答の時間も設けますので、三宅先生に直接ご質問いただくこともできるようになっております。
指揮者や指導者、合唱団員の方々はもちろんのこと、作曲家を目指す方や楽曲分析に興味がある方など、多くの皆様のご参加をお待ち申し上げます。
三宅悠太「楽曲解説講座 ~ 自作を通して語る創作の向こう側」
日時:2025年4月19日(土) 15:00~16:30(90分)受付開始30分前より
会場 カヤックベース
〒617-0843 京都府長岡京市友岡4-16-24 カヤッククラヴィア1F
(阪急京都線・西山天王山駅より徒歩5分・JR京都線・長岡京駅よりバス東浦下車徒歩3分)
内容
1. 楽曲分析と演奏研究 《帰郷》
2. 楽曲の背景や作曲時のエピソード《帰郷》《Ave Maria》
受講料 一般3,000円 学生1,500円
※パナムジカのショールームで使用できるクーポン券600円分付き
アーカイブ動画 なし
課題曲
《帰郷》(混声版)オリジナル合唱ピース 混声編 86 教育芸術社 刊
《Ave Maria》(女声版)パナムジカ刊 ※4月発売予定
※楽譜は、当日会場でも販売いたします。
主催:パナムジカ
共催:コーラス・カンパニー
協力:教育芸術社
【講師プロフィール】
三宅悠太(みやけ・ゆうた)
東京都出身。東京藝術大学音楽学部作曲科をアカンサス音楽賞および同声会賞を受賞して卒業後、同大学院音楽研究科修士課程作曲専攻修了、音楽学部教育研究助手を3年間務める。学部在学中に《失なはれた夜に》で奏楽堂日本歌曲コンクール第12回作曲部門第1位、大学院在学中に《打楽器独奏とオーケストラの為の「響奏」》で第79回日本音楽コンクール作曲部門第1位、併せて岩谷賞(聴衆賞)および明治安田賞受賞。管弦楽、室内楽、舞台音楽、合唱曲、音楽教材など多岐に渡る作編曲を手がけ、これまでに数多くのソリストや演奏団体、学校、出版社等からの委嘱により作品を作曲。小中高の音楽科教科書にも多数掲載されている。2016年には第83回NHK全国学校音楽コンクール高等学校の部課題曲《次元》の作曲を担当し、小説家の朝井リョウ(作詞)とのコンビで注目を集めた。2021年6月には東京混声合唱団の演奏会をプロデュースし、自作を中心としたプログラムを指揮し好評を博す。2022年夏の第4回東京国際合唱コンクールではユース部門・学校合唱部部門の課題曲《素朴な琴》の作曲を担当した。作編曲の傍ら、全国各地より招聘され講習会講師や講演、各種コンクール審査員等を務めている。これまでに作曲を浦田健次郎、塚本一実、小山薫、土田英介、野平一郎の各氏に師事。桐朋学園大学、武蔵野音楽大学、文教大学、聖徳大学、聖心女子大学の講師を歴任し、現在は、エリザベト音楽大学、都立総合芸術高等学校にて講師を務める。日本音楽教育学会会員。
主な合唱作品:《無伴奏混声合唱のための二つの「理由」》(カワイ出版)、《同声合唱アルバム「のはらうた1」》(教育芸術社)、《混声合唱とピアノのための「遠きものへ――」》(カワイ出版)、《男声合唱とピアノのための「修司の海」》(カワイ出版)、《女声合唱とピアノのための組曲「空をかついで」》(カワイ出版)など。X(旧Twitter):@ y_miyake0703
※この企画は対面で開催いたします。
※お客様のご都合による欠席の場合、返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。
※受講生の皆様のための駐車場はございません。お車でお越しの方は近隣のコインパーキングをご利用ください。
できるだけ公共交通機関をご利用の上お越しくださいますようお願いいたします。
※お申込み・お支払い完了後、参加方法を記載したメールがお手元に届きます。お申込み後、2日経ってもメールが届かない場合は、弊社までご連絡ください。携帯電話の迷惑メールフィルターの設定で、@choruscompany.com からのメールを「受信する」にしてください。