東混ってなんなん?
東京混声合唱団、通称東混は、創設から70年近くを経て、おかげさまで日本を代表するプロ合唱団のひとつとしての高い評価をいただいております。
しかしながら、難しい現代作品の演奏などから演奏会に足を運ぶのは敷居が高く思っていらっしゃる方も多いかもしれません。
この企画は、東混のメンバーと一緒に練習し、曲作りを体験していただくことで東混のことをもう少し身近に感じていただこうと企画いたしました。
合唱指揮者・本山秀毅さんがその指揮とお話しによって皆さんと東混を近づけてくださいます。
多くの皆さんと私たちの音楽を共有できることを、東混メンバー一同楽しみにしております。(東京混声合唱団)
《本山秀毅さんからのメッセージ》
「東京混声合唱団」この名前は関西の合唱人にとって「未知への憧れ」を抱かせます。今回、ご縁が繋がり「東混ってなんなん?」の案内役を務めることになりました。日本を代表する合唱団として独自の立ち位置をもち、現代作曲家による委嘱初演から全国をくまなく回る学校巡回公演まで、常に合唱界をリードする合唱団が一体どのような存在なのかを、音楽創りの秘訣と合わせて身近に感じることの出来るまたとない機会です。次に続く東混の関西における演奏機会と合わせて、皆さんのご参加を心からお待ち申し上げます。(本山秀毅)
《松崎ささらからのメッセージ》
声はアイデンティティのひとつ。それが重なり合い、ぶつかり合うことで、まったく別の世界が広がります。ご参加くださるみなさんの声と東混の声が混ざり合った時、どんな空間を生み出すのでしょうか。
その響きをデザインしてくださる本山さんとの時間は、新しい出会いとなることまちがいなしです。 合唱のあらゆる角度を知り尽くす本山さんと探る、声の解体新書。我々もまだ知らない音、響き、パフォーマンス。 それらが導き出される現場をぜひ目撃して頂きたく!!(松崎ささら)
日時:2025年1月22日(水)19:00~20:30(受付開始18:15)
会場:池田市民文化会館 アゼリアホール
〒563-0031 大阪府池田市天神1丁目7−1
(阪急宝塚線 石橋阪大前駅下車 徒歩8分)
指揮・お話し:本山秀毅(合唱指揮者)
発声指導:松崎ささら(東京混声合唱団・コンサートマスター)
参加料: 1,000円
内容・タイムスケジュール
19:00-19:15 東混ウォームアップ体験
19:15-20:00 東混と歌おう!
20:00-20:30 東混ミニコンサート&成果発表
合同演奏曲:
群青[混声四部版](作詞・作曲:小田美樹:/編曲:信長貴富)
緑の森で(訳詩:緒園凉子/作曲:F.メンデルスゾーン)
※楽譜の入手方法はお申し込み後ご案内いたします。
東混ミニコンサートProgram:
歌の翼に(作曲:F.メンデルスゾーン)
オラトリオ『エリヤ』第1部終曲「Dank sei dir Gott」(作曲:F.メンデルスゾーン)
主催:東京混声合唱団/いけだ市民文化振興財団
運営:株式会社コーラス・カンパニー
プロフィール
本山秀毅
京都市立芸術大学音楽学部声楽専修卒業。フランクフルト音楽大学合唱指揮科卒業。帰国後はバッハを主とする宗教音楽を中心に演奏活動を続ける。「バッハアカデミー関西」を設立し、「教会暦によるカンタータシリーズ」によりバッハの声楽作品の全曲演奏に取り組んでいる。1995年にはオレゴンバッハフェスティバルに、また2002年5月にはライプツィヒバッハフェスティバルに招聘され、バッハのミサ曲などを演奏し好評を博した。また一般・大学合唱団の客演指揮者、合唱指導法などの講習会の講師、全日本合唱コンクールをはじめとするコンクールの審査員として合唱音楽の普及にも努めている。同時に関西におけるプロ合唱団とオペラ作品の合唱指揮にも活躍している。第15回藤堂音楽褒賞、2001年京都市芸術新人賞受賞。指揮をヘルムート・リリング、ヴォルフガング・シェーファー・ウベ・グロノスタイの各氏に師事。現在、びわ湖ホール声楽アンサンブル桂冠指揮者。京都バッハ合唱団主宰。オラトリオアカデミー関西代表・音楽監督。著書に『喝采、その日その日。うたごころの現場から』(パナムジカ)がある。
松崎ささら
東京音楽大学オペラコース卒業後、芝居の道へ。池袋小劇場「七人の俳優演ずる二部100分のハムレット」「あ・り・す」、五0鬼公演「魂魄~コンパク~」「さくらころび」、Garden公演「てぃだぬ島」などに出演。アンサンブルPLUS(声楽アンサンブル)公演では、河村真衣、松平頼暁、杉山洋一、新垣隆など各氏に委嘱演奏する。Fiori di Ciliègio Opera公演「Così fan tutte」ドラベッラ役等で出演。現在、東京混声合唱団コンサートマスター。
東京混声合唱団
1956年に創設された日本を代表するプロ合唱団。コンサートの開催を演奏活動の中心に置き、広範な分野の合唱作品の開拓と普及に取り組んでいる。東京、大阪での定期演奏会を核とし、海外公演を含む年間の活動は150回を数える。
レパートリーは、創立以来行っている作曲委嘱活動で生まれた250曲を超える作品群をはじめ、内外の古典から現代作品までと全合唱分野を網羅している。サントリー音楽賞、中島健蔵音楽賞、文化庁芸術祭大賞などを受賞。
※この講座は対面で開催いたします。
※お申込み・お支払い完了後、参加方法を記載したメールがお手元に届きます。お申込み後、2日経ってもメールが届かない場合は、弊社までご連絡ください。
※お客様のご都合による欠席の場合、返金はいたしかねますのであらかじめご了承ください。